- 代表機関:岡山大学 資源植物科学研究所
- 課題管理者:久野 裕
- FAX:086-434-1249
概要Overview
オオムギは醸造、食用、飼料などに利用され、熱帯を除く穀物最大の広域適応性と、乾燥・塩類・湿害など環境変動への耐性をもつ多様な野生種や栽培種が存在します。また、栽培種は二倍体であるため、変異検出が容易であり、ゲノムの精密解読も完了していることから、有用遺伝子の同定をはじめとした植物科学と実用をつなぐモデル植物として活用されています。
リソースの系統
・世界各地から取集した栽培および野生系統:約11,000系統
・実験系統:約 9,000系統
・形質転換系統:3系統
・完全長cDNAクローン(令和4年度導入予定分を含む):約22万種
・系統DNA:約3,300種 など
リソースの特徴
独自に収集・開発したオオムギ系統を保有し、世界で五指に数えられる東アジアのオオムギリソース拠点です。代表的な系統のゲノム配列情報も公開しています。
代表機関での取り組み
岡山大学では、リソースの品質確保および付加価値向上のために、高純度な系統DNA、系統の特性やゲノム情報を追加します。
リソース関連プログラム課題
【ゲノム情報等整備プログラム】
2003年度 | ゲノム情報 – 成果:ゲノム情報等整備プログラム:2002年度-2006年度 |