NBRPについて

プロジェクトの目的

ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)は、ライフサイエンス研究の基礎・基盤となるバイオリソース(動物、植物、微生物等)について収集・保存・提供を行うとともに、バイオリソースの質の向上を目指し、ゲノム情報等の解析、保存技術等の開発によるバイオリソースの付加価値向上により時代の要請に応えたバイオリソースの整備を行うものです。また、バイオリソースの所在情報等を提供する情報センター機能を強化します。

日本医療研究開発機構(AMED)では、2014年に閣議決定された「健康・医療戦略」に基づく「医療分野研究開発推進計画」の下に、集中的かつ計画的に講ずべき医療分野研究開発等施策の一環として、2015年度からNBRPの運営を文部科学省から引き継ぎました。本プロジェクトでは、ライフサイエンスの総合的な推進を図る観点から、これまでNBRP第1~3期(2002~2016年度)において、実験動植物や微生物等のバイオリソースのうち、国が戦略的に整備することが重要なものについて、体系的な収集・保存・提供等の体制整備を実施してきました。
更に第5期科学技術基本計画(2016~2020年度)において、「生物遺伝資源等の知的基盤について、公的研究機関を実施機関として戦略的・体系的に整備する」とされており、本プロジェクトにおいても、知的基盤の更なる整備とともに、多様なニーズに応えるためにリソースの質の充実の観点を踏まえて事業を推進しています。
こうした中でAMEDでは、バイオリソースの戦略的な整備と更なる利活用の推進を行うために、2017年度より第4期NBRP(2017~2021年度)を引き続き実施しています。

プロジェクトのねらい

プロジェクトの構成

ナショナルバイオリソースプロジェクトでは、目的に適った収集・保存・提供や技術開発等を行うため、1. 中核的拠点整備プログラム、2. ゲノム情報等整備プログラム、3. 基盤技術整備プログラム、4. 情報センター整備プログラムの4つのプログラムを設け、各プログラムが連携を図りつつ実施しています。

1. 中核的拠点整備プログラム

ライフサイエンス研究の基礎・基盤となる重要な生物種等であって、我が国独自の優れたバイオリソースとなる可能性を有する生物種等について収集・保存・提供を行う拠点を整備します。

NBRP参画機関全国分布


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2. ゲノム情報等整備プログラム

中核的拠点整備プログラムで選定された生物種等を対象に、バイオリソースの系統・特性情報、ゲノム配列やcDNA等の遺伝子情報、及びライブラリー等のゲノムリソースを解析・整備することにより、バイオリソースの品質や付加価値を高め、我が国のバイオリソースの独自性・先導性を高めることを目的として行います。ゲノム解析技術の進展による配列解読の低コスト化とゲノム編集技術の進展に伴い、ゲノム情報の整備はさらに重要性を増すことが考えられます。

3. 基盤技術整備プログラム

中核的拠点整備プログラムで選定された生物種等を対象に、バイオリソースの品質管理や保存技術の向上等が、NBRPの質を向上させるために重要であることから、バイオリソースの収集、増殖、品質管理、保存、提供等に係わる技術開発や付加価値向上を目的として行います。このプログラムにより、主に動物種の凍結保存技術などで、新たな技術開発が進捗しています。

4. 情報センター整備プログラム

中核的拠点整備プログラムの代表機関および分担機関において整備されるバイオリソースの所在情報や遺伝情報等のデータベースの構築及びホームページ等を通じたNBRP事業の広報活動等を整備・強化します。

情報センター整備プログラムの概要

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