- 代表機関:山口大学 共同獣医学部
- 課題管理者:度会 雅久
- FAX:083-933-5712
概要Overview
ゾウリムシ属(Paramecium)は単細胞の中で大型であり、培養や顕微操作が容易なことから、真核細胞のモデル的生物として様々な基礎研究(細胞内共生、病原体の自然宿主、老化、運動、分裂、性的細胞認識、学習、水質浄化など)に利用されています。また、複数種で大核(栄養核)のゲノム配列も解読され、様々な遺伝学的アプローチが進展しています。
リソースの系統
・野外採取可能33種のうち24種
・標準株:3種、6株
・利用推奨株:24種、63株
・P. caudatum のシンジェンと接合型の代表株:15株 など
リソースの特徴
アジアで唯一のゾウリムシリソース機関であり、世界最大規模の24種および P. caudatum のシンジェンと接合型の保存・提供を実施しています。
代表機関での取り組み
山口大学では、リソース維持のために、計画的な収集、子孫作成、および凍結保存方法の開発・改善に取り組んでいます。
リソース関連プログラム課題
【基盤技術整備プログラム】
2023-2024年度 | ゾウリムシ属の効率的な凍結保存技術の開発 |
2017-2018年度 | ゾウリムシ属の凍結保存技術の開発 |