
- 分担機関①:国立科学博物館 標本資料センター
- 課題管理者 :細矢 剛

- 分担機関②:東京大学 大学院総合文化研究科
- 課題管理者 :伊藤 元己
目的と実施体制
地球上には、多様な生物が互いに関わり合って生態系を構成しています。私たち人間が地球上で生活する上で、衣食住から経済活動に至るまで、様々な面で生物多様性の恩恵を受けています。将来にわたって生物多様性を保つためには、その仕組みを知り、保全していくことが必要です。
GBIF(Global Biodiversity Information Facility)は、世界の生物多様性情報を共有し、誰でも自由に閲覧できる仕組みをつくるため、(1)研究や政策決定などの目的に使用する生物多様性情報基盤の整備、(2)生物多様性情報の集積と提供、(3)情報集積・解析ツールの開発、(4)生物多様性情報に関わる活動の支援と能力開発を行っています。GBIF日本ノード(JBIF)は、日本国内の生物多様性に関するデータ活用の促進と世界への発信を行います。国立科学博物館では自然史系博物館のネットワークを活用した生物多様性情報の提供、東京大学では生物多様性情報発信に関する国内外情報収集および情報の標準化を担当しています。