概要Overview
文部科学省などが定める「動物実験等の実施に関する基本指針」では、研究機関に対して動物実験の外部検証を通して社会的透明性を確保する事を求めています。そのため動物実験外部検証制度の強化と普及を目的とした「動物実験の外部検証促進のための人材育成等」の事業を実施し、検証制度の大幅補強と外部検証実施率の向上に努めるとともに、教育教材の開発を行っています。
外部検証に関する実績
・外部検証員育成数: 22名(2015年)->101名(2020年)
・外部検証実施総数:111機関(2015年)->237機関(2020年, 文部科学省管轄外14機関を含む)
・外部検証随行者数:延べ108名
特徴的な活動
2020年度までに動物実験を実施する延べ704機関(1,286名)に外部検証説明会を開催し、141機関の個別相談にも応じるなど受検機関の支援も行なっています。
代表機関での取り組み
日本実験動物学会では、質的に補償された専門人材の持続的育成と、動物実験実施機関を支援する教育教材の充実に努めます。