- 代表機関:理化学研究所バイオリソース研究センター 微生物材料開発室
- 課題管理者:大熊 盛也
- FAX:029-836-9561
概要Overview
NBRP一般微生物では、細菌・アーキア・真菌(糸状菌と酵母)の多種多様な微生物株を整備しています。品質マネジメント規格ISO9001の認証を得て、信頼性の確保に努めつつ、論文発表に用いられた微生物株など質的に優れたリソースの整備を進め、微生物学のみならず、環境や健康に関連した幅広い分野の数多くの研究に利活用されています。
リソースの系統
・細菌:約21,000株
・アーキア:約1,000株
・真菌:約8,800株
・このうち基準株(含タイプ由来株):約10,000株 など
リソースの特徴
微生物の種の標準で性状などが詳しく調べられた基準株の保有数で世界最高水準にあり、毎年続々と報告される新種微生物の寄託を海外からも多く受け入れています。
代表機関での取り組み
理化学研究所バイオリソース研究センター微生物材料開発室では、信頼のおける品質に加え、ゲノム情報や関連付随情報の充実による付加価値の向上に取り組んでいます。
リソース関連プログラム課題
【ゲノム情報等整備プログラム】
2023-2024年度 | 難培養性原核生物の基準株の完全長ゲノム情報整備 |
2014年度 | NBRP一般微生物の多様な真核微生物のゲノム情報整備 |
2012年度 | 環境と健康の研究に資する一般微生物のゲノム情報の整備 |
2011年度 | F344ラットの全ゲノムシークエンス解析 |
2008年度 | LE/StmのBACエンドシーケンス (両端読み 122880クローン) |
2005-2006年度 | ゲノム情報 – 成果:ゲノム情報等整備プログラム:2002年度-2006年度 |
【基盤技術整備プログラム】
2020年度-2021年度 | 広範な微生物種の迅速同定を可能にするMALDI-TOF MSレファレンスデータの構築 |