- 代表機関:筑波大学 生命環境系
- 課題管理者:桑山 秀一
概要Overview
細胞性粘菌は、バクテリアを餌として増殖する真核単細胞土壌アメーバであり、飢餓になると集合して多細胞化し、胞子塊と柄から成る子実体を形成します。これまで、細胞学・発生学・数理生物学などのモデル生物として活用され、新たな新規創薬資源としても注目されています。ゲノム編集による遺伝子改変株の作製も容易で、多彩な発現ベクターも完備されています。
リソースの系統
・遺伝子変異系統や形質転換系統:約 1,300系統
・世界各地から取集した野生株:約 420系統
・遺伝子破壊ベクター、発現ベクターなど:約860点 など
リソースの特徴
世界で唯一ゲノム編集ベクターやゲノム編集株を保存・提供しています。細胞性粘菌リソースセンターは世界で2拠点しかなく、アジアで唯一の機関です。
代表機関での取り組み
筑波大学では、国際的な認知度と利便性の向上とユーザー数の増加を目指し、リソースの拡充とトレーニングコースの充実を図ります。