- 代表機関:東京女子医科大学 医学部
- 課題管理者:吉名 佐和子
- FAX:03-5269-7414
概要Overview
線虫は世代時間が20℃で約3日程度と短く、小型で大腸菌を餌として飼育が容易です。全体細胞が1000程度であり、細胞系譜が完成しており、電子顕微鏡連続切片による形態の詳細も記載されています。さらに、多細胞動物として初めて全ゲノム解読が完了しています。遺伝解析に適しており、変異体の表現型の記載により遺伝子の機能を理解するために有用な生物です。
リソースの系統
・遺伝子変異系統:約13,100系統
・高性能バランサ系統:69系統
・Creトランスジェニック株:43株 など
リソースの特徴
日本で得られた全遺伝子数の半数近い数の欠失変異体を保有しています。使用時に異数体を発生しない日本初の高性能蛍光バランサを保有しています。
代表機関での取り組み
東京女子医科大学では、保有する欠失変異体、高性能蛍光バランサ、Creトランスジェニック株の提供を継続します。
リソース関連プログラム課題
【基盤技術整備プログラム】
2023-2024年度 | 生物遺伝資源の冷凍保存における凍結融解耐性のメカニズムの解析と応用 |
2016年度 | 高性能な線虫バランサーの整備 |