- 代表機関:九州大学大学院 理学研究院
- 課題管理者:仁田坂 英二
- FAX:092-802-4330
- 分担機関①:自然科学研究機構 基礎生物学研究所
概要Overview
アサガオには多様な変異体が保存されており、内在のトランスポゾンによる新規変異の誘発も可能です。世代時間も3か月以内と短く、日長条件によってサイズが可変で、屋内の低照度でも育成可能です。短日性植物という特性だけでなく、つる性、一日花などの特性を生かした研究も増えています。系統間で均一なゲノムを持つため、変異の原因遺伝子の同定も容易です。
リソースの系統
・アサガオ変異系統・野生型系統:約 2,500系統
・近縁種系統:約 450系統
・cDNAクローン(完全長クローンを含む):約6万種
・BACクローン:約12万種
・花弁特異的発現ベクター など
リソースの特徴
江戸時代に起源をもつアサガオ変異系統や世界各地の野生型系統、近縁種の変異・野生型系統、各種DNAリソースを保有する世界で唯一の配布機関です。
代表機関での取り組み
九州大学では、利用者の拡大を目指し、リソースの詳細情報の公開や優れた点の広報を行っていきます。
分担機関での取り組み
基礎生物学研究所では、変異系統のゲノム配列などを取り込むことで、ゲノム情報のデータベースを充実させます。
リソース関連プログラム課題
【ゲノム情報等整備プログラム】
2020年度 | 代表的なアサガオ100系統の多型と遺伝子変異の情報整備 |