ライフサイエンス研究を支えるナショナルバイオリソースプロジェクト

皆様の生活や人生をより良いものとするため、ライフサイエンス研究は、私たちを取り巻く環境・食糧・医療に関するさまざまな問題の解決に向けて、日々前進し続けています。

ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)は、ライフサイエンス研究で利用されるさまざまなバイオリソース(研究に用いる生物・遺伝子材料とそれらの情報)を、多くの研究者の皆様が共有できるように収集し、それらの価値を損なうことなく整理・保管し、依頼があれば提供を行う”ハブ“としての役割を担っています。

NBRPは、全国に分布する約40の大学・研究機関による共同体で、動物・植物・微生物・細胞・遺伝子材料(プラスミドクローンなど)から成る 30のバイオリソースを対象に活動を行っています。

NBRPでは、これら30のバイオリソースのゲノム配列や生命活動の特徴を調べたり、長期間生きたまま保存できる方法を開発して、ライフサイエンス研究でバイオリソースがもっと活躍できる土台作りをしています。

30のバイオリソースには、合わせて約650万種類の生物・遺伝子材料が存在します(2020年現在)。個々の生物・遺伝子材料は、生命活動の特徴やゲノム配列、保存・提供機関といったさまざまな種類の「情報」を持っています。このような膨大な数の生物・遺伝子材料が有するさまざまな情報の中から、研究者の求める情報を正確にわかりやすく提示できなければ、ライフサイエンス研究の進展を妨げてしまいます。
NBRPでは、日々増加し続けるこれらの情報をコンピューター(ネットワーク)の上できちんと管理し、研究者の皆様に価値のあるバイオリソース(「情報」も含んでいます)をお届けできるよう、日々努めています。

NBRPの活動は、上で述べました大学や研究機関において生産・供給される30のバイオリソースに加え、大型類人猿の生態や生物多様性に関する「情報」も貴重なバイオリソースとして利用いただけるようにホームページを介した情報提供を行っています。
また、海外からの生物サンプル入手・利用に関する法令順守(名古屋議定書の締結)に対して、研究者をサポートする体制づくりも活動の一つとして行っています。

それぞれのバイオリソースや提供機関の活動に関する資料を「バイオリソースに関する刊行物・動画」ページにご用意しております。是非一度ご覧ください。

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