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- 代表機関:鳥取大学 農学部 附属菌類きのこ遺伝資源研究センター
- 課題管理者:一柳 剛
概要Overview
きのこは人工栽培による食品としての利用はもちろん、漢方薬を含む医薬としての利用、分解酵素活性を利用した汚染土壌の修復など、幅広い分野での活用が進められる生物群です。今後、食用新品種、医薬品、農薬などの開発素材として有望な生物資源であり、よく知られている「カビ」とは、異なった生理活性が期待できます。
リソースの系統
・主に日本各地から収集された野生のきのこ(木材腐朽性、菌根性、食用きのこ、毒きのこを含む)の培養株:588属1,817種9,125菌株
・品質管理済みで分譲対象株:370属852種1,933菌株(2022年5月現在)
菌株の詳細は、TUFC菌株カタログ(http://fungusdb.muses.tottori-u.ac.jp/searches)にて公開中 など
リソースの特徴
木材腐朽性のハラタケ類、コウヤクタケ類、サルノコシカケ類、キクラゲ類のほか、分離・培養が困難な菌根性きのこ類の希少菌株を保有する世界最大級のきのこリソースです。
代表機関での取り組み
鳥取大学では、リソースの認知度とユーザーの利便性向上を目指し、広報活動と菌株データベースの改修に取り組んでいます。