- 代表機関:神戸医療産業都市推進機構 先端医療研究センター 動物実験飼育施設
- 課題管理者:若菜 茂晴
概要Overview
本事業で提供する加齢マウスは、長期間(約2年間)、厳重に微生物防御され統一的な環境で飼育されたマウスです。通常大学などの研究機関ではマウスを長期間にわたって飼育することが困難で、機関間の個体譲渡も原則できません。微生物統御上、安全なマウスで、 多くの老化研究に使用することができます。
リソースの系統
・標準的なマウス系統(C57BL/6J、C57BL/6N、BALB/cA):3系統
同じ系統でも飼育条件(単飼、群飼)をかえて異なる環境で飼育されたマウスを供給
リソースの特徴
加齢マウスは、厳重に微生物防御され統一的な環境で長期間飼育されています。米国ではNIA(National Institute on Aging)で加齢マウスを系統的に供給していますが、我が国では唯一の加齢マウス配布機関です。
代表機関での取り組み
神戸医療産業都市推進機構動物実験飼育施設の加齢マウス供給事業は2022年よりNBRPに参画しました。標準化された加齢マウスが広く使われ、老化研究の基盤構築を目指して取り組んでいきます。