理化学研究所(理研)生命医科学研究センター 免疫細胞治療研究チームが、がんに対するaAVCワクチンとIL-2の併用療法の開発に成功したと発表しました。進行期がん免疫療法における効果の長期増強が期待されます。
本研究にはNBRPヒト・動物細胞(代表機関:理化学研究所 バイオリソース研究センター 細胞材料開発室)が提供した細胞材料が用いられました。
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(論文詳細)
“Combination of cancer vaccine with CD122-biased IL-2/anti-IL-2 Ab complex shapes the stem-like effector NK and CD8+ T cells against tumor”
Kanako Shimizu, Shogo Ueda, Masami Kawamura, Honoka Aoshima, Mikiko Satoh, Jun Nakabayashi and Shin-ichiro Fujii.
科学雑誌『Journal for ImmunoTherapy of Cancer』オンライン版
2023年7月3日付掲載