ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)第4期開始記念シンポジウム
―基礎研究から応用研究にわたる公開成果報告―

「ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)」は、わが国が戦略的に整備することが重要なバイオリソースについて、体系的に収集、保存、提供等を行うための体制を整備することを目的に平成14年度にスタートしました。本年度から、このプロジェクトは第4期NBRPとして新たなスタートを切ることになりました。これを受け、「NBRP第4期開始記念シンポジウム -基礎研究から応用研究にわたる公開成果報告」というタイトルでシンポジウムを開催する運びとなりました。このシンポジウムでは、いくつかのバイオリソースについて本事業の紹介、NBRPリソースを用いて顕著な成果を挙げられたユーザーの研究成果、NBRPに寄託いただいた貴重なバイオリソースの例、を紹介していただきます。

  • 日時
  • 平成29年12月20日(水)13:00 ~ 17:00 (受付開始 12:00)

  • プログラム
  • 13:00 開会

    • 主催者 来賓挨拶
    • バイオリソース機関から実施報告
    • NBRPのリソースを用いて顕著な成果を挙げられたユーザーからの研究成果発表
    • NBRPに寄託いただいた貴重なバイオリソースの例の発表

    17:00 閉会

    詳細は、各発表タイトルが決まり次第、掲載予定です。

  • 会場
  • 東京カンファレンスセンター・品川 5F 大ホールB (150名)
    〒108-0075 東京都港区港南1-9-36 アレア品川 JR品川駅南口(東口)徒歩2分
    http://www.tokyo-cc.co.jp/access.html

  • 参加申し込み
  • 参加費無料(事前登録が必要です)。
    お申し込みは[email protected]まで、氏名、所属、E-mailをご送付いただきますようにお願いいたします。

  • お問い合わせ
  • 国立遺伝学研究所内
    NBRP広報室
    nbrp-pr(at)nig.ac.jp


ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)とは

ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)は、ライフサイエンス研究の基礎・基盤となるバイオリソース(動物、植物等)について収集・保存・提供を行うとともに、バイオリソースの質の向上を目指し、ゲノム情報等の解析、保存技術等の開発によるバイオリソースの付加価値向上により時代の要請に応えたバイオリソースの整備を行うものです。また、バイオリソースの所在情報等を提供する情報センター機能を強化することとしています。
日本医療研究開発機構(AMED)では、平成26年に閣議決定された「健康・医療戦略」に基づく「医療分野研究開発推進計画」の下に、集中的かつ計画的に講ずべき医療分野研究開発等施策の一環として、平成27年度からNBRPの運営を文部科学省から引き継ぎました。本プロジェクトでは、ライフサイエンスの総合的な推進を図る観点から、これまでのNBRP第1~3期(平成14~28年度)においては、実験動植物や微生物等のバイオリソースのうち、国が戦略的に整備することが重要なものについて、体系的な収集・保存・提供等の体制整備を実施してきました。
更に第5期科学技術基本計画において、「生物遺伝資源等の知的基盤について、公的研究機関を実施機関として戦略的・体系的に整備する」とされており、本プロジェクトにおいても、知的基盤の更なる整備とともに、多様なニーズに応えるためにリソースの質の充実の観点を踏まえて事業を推進しています。 
こうした中でAMEDでは、バイオリソースの戦略的な整備と更なる利活用の推進を行うために、平成29年度より第4期NBRPを引き続き実施してまいります。